さて,前回のエントリーにてインストールほやほやのGentooにKDEをインストールしたわけですが,よく考えてみたらKDEの前にXをインストールしなければいけませんでした.
というわけで,KDEのビルド&インストールして,Xをセットアップします.普通は順番逆ですよね,Xからセットアップすると思います;;
Gentoo Linux ドキュメント Xサーバー設定ガイドを参考に進めます.
まず,/etc/make.confにVIDEO_CARDSやINPUT_DEVICESの項目を追加します.
私のマシンはnVidiaのGeForce搭載しているのでnvidiaをVIDEO_CARDSに設定して,INPUT_DEVICESにはkeyboard, mouseの他にevdevを加えました.evdevを加えるのは知り合いからのアドバイスです.マウスやキーボードなどのデバイスを自動的に認識してくれるみたいです.
VIDEO_CARDS="nvidia"
INPUT_DEVICES="keyboard mouse evdev"
Xのインストールの前に先にビデオカードの設定を行うことにしました.
Gentoo Linux nVidiaガイドを参考に設定をしました.
# emerge nvidia-drivers
# modprobe nvidia
で,次回からはビデオカードのモジュールを自動的に読み込んでもらうために設定ファイルを書き換えます.
Gentoo Linux nVidiaガイドには今現在,/etc/modules.autoload.d/kernel-2.6を書き換えるようにしていますが,どうやら/etc/conf.d/modulesを書き換えるようになったみたいです.
この/etc/conf.d/modulesの書き換え方法は一見すると意味わからないとですが,BaselayoutとOpenRCの移行ガイドによると,要するに
modules_<カーネル名>=読み込みたいモジュール名
とすれば該当の名前のカーネルを用いるときに読み込んでくれるみたいです.どのカーネルでも読み込んで欲しいときは
modules=読み込みモジュール名
とすれば良いみたいです,(たぶん).というわけで次の一文を追加しました.
modules=nvidia
そして
# update-modules
さて,Xのセットアップに戻ります.
Gentoo Linux ドキュメント Xサーバー設定ガイドの通りに進めていきました.
/etc/X11/xorg.confは
Gentoo Linux nVidiaガイド にあるように書き換えました.また,ScreenセクションのSubSectionには
Modes "1920x1080"
と希望の画面解像度を書き加えました.これについては後で見直したいです.
ホームディレクトリ直下の~/.xinitrcに"exec startkde"と書かれていることを確認して,そのユーザーで
$ startx
KDEが起動しました.ふぅ....